引っ越してすぐの賃貸の場合、前の入居者の書類やダイレクトメール、定期便で頼んでいた荷物などが自分のポストに届く事がよくあります。
そういった時にどのような対応を取ればいいのか簡単な方法をお伝えします。

他人宛ての荷物が届いた時の対応方法は郵便法によって定められています。


郵便法第42条(誤配達郵便物の処理)郵便物の誤配達を受けた者は、その郵便物にその旨を表示して郵便差出箱に差し入れ、又はその旨を会社に通知しなければならない。

前の入居者の手紙が届いた場合、『前入居者転居済』と記載した付箋を張り付けて郵便ポストに投函しましょう。

日本郵便局の公式サイトにはこのようにあります。

Q 他人あての郵便物が届きましたが、どうしたらいいのでしょうか?

A 万一、他人さまあての郵便物が配達された場合は、郵便物の表面に誤配達である旨記載した付せん等を貼っていただき、郵便差出箱(郵便ポスト)に投函していただくか、郵便物の誤配達があったことを最寄りの郵便局、又はお客様サービス相談センターにご連絡ください。
当社が配達した郵便物等でないものについては、郵便差出箱(郵便ポスト)へ投函する等、当社にお申出いただくことはできません。
当社が配達した郵便物等でないものの主な例は、その表面に「これは郵便物ではありません」、「○○メール便」といった表示がされているものです。
これらの配送物については、その配送物の運送サービスを行った事業者さまにご連絡ください(配送物の表面に連絡先が記載されているものもあります。)。

郵便局ホームページより https://www.post.japanpost.jp/question/193.html

大きな荷物のものが届いてしまったとき

荷物に貼られている伝票に配達業者の番号が記載されているはずですので、そちらの連絡して誤配達の旨を伝えましょう。

クロネコヤマトのホームページにはこのような記載があります。

自分宛ではない他人の荷物が間違えて配達された(郵便受けに届いた)場合、どうしたらいいですか?

ご迷惑をお掛けいたしまして、大変申し訳ございません。

開封の有無に関わらず、セールスドライバーが回収にお伺いします。

お手数ですが、以下いずれかの方法でご連絡いただけますようお願いいたします。
お問合わせフォーム
サービスセンター(電話)
固定回線(電話)
セールスドライバー(電話)

佐川急便 よくあるご質問

自分宛ではない他人の荷物が間違えて配達された(郵便受けに届いた)場合、どうしたらいいですか?

他の業者の場合も届いた荷物に連絡先が記載されているはずなので、そちらに連絡して回収してもらいましょう。

間違えて開封してしまった時

自分のポストに入っているものなのだから当然自分のものだと信じて疑わず、開けて読んでから自分の物ではないと気づいた時はどうすればいいでしょうか?
そういった場合はテープ等で綺麗に補修し、誤って開封した旨を配達業者に伝えましょう。
また、高価な荷物の場合は損害賠償を請求されるのでないかと心配になるかもしれませんが。こういった誤配達の場合の責任は配達業者に行くので、誤って開封した方が何か損害賠償の責任を追うという事はありません。

まとめ

ダイレクトメールや封筒、書類のような郵便物であれば、転居済の付箋やメモを貼って郵便ポストに投函しましょう。荷物など、配送されてきたものは伝票に記載された番号へお電話して回収して貰いましょう。