背脂チャッチャ系ラーメンをご存じでしょうか?
どんぶり一面を真っ白な背脂が覆いつくす中毒性抜群のラーメンです。
たっぷりの背脂を網に乗せてチャッチャと振りかける所から背脂チャッチャ系と呼ばれています。
背油チャッチャ系の名店と言えばホープ軒 平大周 環七土佐っ子ラーメンなどが有名ですが、忘れちゃいけない名店が『なりたけ』です。
本店は津田沼ですが、本八幡にもなりたけの支店があり、美味しい背油を楽しむ事ができます。
あっさり、普通、ギタギタ
なりたけと言えば背脂の量を『あっさり』『普通』『ギタギタ』の3種類から選べることで有名です。
『普通』でもどんぶりの全面が背脂で覆われる程の量で、『ギタギタ』にした際は胃もたれ必死の大量の脂がどんどこ振りかけられます。
背脂が好きな人であれば『ギタギタ』で大満足できるでしょう。
私はもう胃薬を飲まないとギタギタは食べれなくなってしまったので、ギタギタを思う存分楽しみたいのであれば、とにかく若いうちがチャンスです。
味噌か醤油か
なりたけは味噌ラーメンが有名です。
粘度のあるどろどろとした味噌スープがよく麺に絡んで、ガツンとした味噌の旨味がダイレクトに伝わります。
かなり塩分強めなエッジの効いた味なので、しょっぱすぎると感じた場合は店員さんに言うと薄めて貰えます。
私も味噌の時は大抵薄めて貰っています。
(背脂チャッチャ系はジャンクな味を求める人が多いので基本的に濃い目の味付けの店が多く、スープを薄める事にためらいを持ってはいけません。しょっぱいと少しでも感じたのであれば、少し薄めた方が絶対に美味しく食べる事ができます。)
醤油ラーメンのスープは意外にもさっぱりとしており、ベースの味があっさりしている分、背脂のこってり感をダイレクトで味わえます。
なりたけの脂は嫌なギトギト感が無く、食べていてしつこい感じがしないため、ついグビグビとスープを飲んでしまい、後から罪悪感で後悔する事が多いです。
また、途中で味変に酢をかけると、本当にこってりラーメンなのか疑わしい程にサッパリした味に変化するのでおすすめです。